叢生(八重歯)の治療例(40代 女性)
叢生(八重歯)の治療例(Before&After)と解説
| 年齢・性別 | 40代 女性 |
|---|---|
| 治療期間 | 2年3ヵ月 |
| 抜歯 | なし |
| 治療費(税込) | 979,000円 |
| 備考 | 叢生 |
抜歯をせず、マウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療を行った患者様です。
当院の一般歯科を初診で受診され、通院されていましたが、「上の前歯が1本内側に入っているのがずっと気になっているんですが、矯正で治りますか」と矯正のご相談をいただきました。
ワイヤー矯正であれば、9割の矯正歯科医は抜く選択をするだろうという歯並びでした。しかし、顔貌写真や骨格のレントゲン写真の評価より、口元が出ているタイプではなく、抜歯をしてしまうと、口元が下がり過ぎる懸念がありました。口元が下がり過ぎると、年齢とともにほうれい線が目立ちやすくなったりすることもあり、あまり必要以上に口元は下げたくないと考え、マウスピース型矯正装置(インビザライン)にて、臼歯部の遠心移動(後ろに移動させる治療)を行うことで歯を並べていくことにしました。
とてもしっかりとマウスピースを使っていただいていましたが、どうしてもガタガタが多いところで、1セット目の途中でマウスピースが合わなくなり作り替えを行いました。また、マウスピース型矯正装置の治療では通常起こることですが、歯並びがきれいに並んだところで噛み心地に左右差があったため、追加アライナーを作成し、噛み心地が問題がないことを確認できるところまで仕上げ、動的治療を終了しました。
歯並び、口元、噛み心地の点において申し分なく仕上げることが出来ましたが、特に終了時検査にて顔貌写真を撮影した際に、笑顔での歯の見え方の変化に大変よろこんでいただきました。




