子どもの八重歯(叢生)の矯正治療例(6歳 女児)
子どもの八重歯(叢生)の矯正治療例(Before&After)と解説
初診時は6歳(現在9歳)の女の子です。「上の前歯が曲がって生えてきた」との主訴で来院されました。上の前歯が曲がって生えることは珍しくなく、特に「翼状捻転(よくじょうねんてん)」と呼ばれる状態です。
上顎前歯部の歯槽骨の成長が不十分だったため、夜間にムーシールドという装置を使用して、前歯の生え変わりを見守りました。
前歯が生え変わったタイミングで、今後の側方歯の生え変わりに備え、前歯の完全萌出を待ちながら、上下の顎を緩やかに拡大する効果のあるプレオルソ(こちらも夜寝る時がメインで使います)に切り替えました。
上下の前歯と6歳臼歯が十分にそろったところで、いよいよ前歯を並べるためのワイヤー矯正を開始しました。
ここまでの装置を非常によく使用してくださっていたこともあり、ワイヤー矯正はわずか6ヵ月で前歯がきれいに並びました。この後は、残りの歯の生え変わりを見守る段階となります。
| 年齢・性別 | 初診時6歳(現在9歳) 女児 |
|---|---|
| 治療期間 | 2年11ヵ月 |
| 抜歯 | なし |
| 治療費(税込) | 418,000円 |
| 備考 | ガタガタ、反対咬合 |






