矯正歯科医の1日～いつもの診療日～

こんにちは、巣鴨Ｓ歯科矯正歯科の矯正歯科を担当しています副院長のさとかわ ちほです！

矯正歯科の先生ってどんなことをしているんだろう？と、

とある日の1日をお話します！

まずは、朝出勤したら自分のパソコンの電源を入れ、

予約管理画面、メール、インビザラインのドクターズサイト（私の3種の神器！）を立ち上げます。

予約やメールを確認し、

インビザラインのドクターズサイトで、バーチャルケア（＊）を利用されている患者さんから送られてきた写真やコメントを確認し、指示コメントを返信したりします。

（＊バーチャルケア：インビザライン社から用意されているアプリ「My Invisalign」）を通して

ご自身で写真を撮影しお送りいただき、マウスピースの進捗を確認して進める方法です。

インビザラインは、基本的には1か月に1回を目安とした診察が必要となりますが、遠方にお住まいの方や留学・出張などでお忙しくて来院が難しい方などにお使いいただいています。）

電子カルテで今日の患者さんの診療予定や経過などを確認、朝のミーティングで今日の予定や患者さんの経過などを歯科衛生士さんたちに周知します。

＊矯正は前回の受診から歯が動いたり、成長があったり、受診される患者さんに変化があるものなので、診療予定は臨機応変に対応することが求められます。

その為、朝のミーティングでは経過から想定される展開をお伝えして、準備してもらっています

そして～診療開始～

◆ワイヤー矯正の患者さんは、

ワイヤーを外して～衛生士さんにバトンタッチしてお掃除をしてもらいます。

その間に、ワイヤーの調整をして～

～お掃除が終わったらバトンタッチ

ワイヤーを戻して、結んで～ゴム掛けて～

◆インビザラインの患者さんは、

お口の経過を見るために写真を撮ります、マウスピースをしてる状態と外した状態～衛生士さんにお掃除をしてもらいます。

アタッチメントが外れていないかチェックをして外れていればつけなおし

経過良好であれば、1か月～3ヶ月分のマウスピースをお渡しします

◆お子さんの患者さんは、

プールはじまった？

もうすぐ運動会だね～など、ママDr.らしいお話をしつつ、

装置の調整をしたり～

衛生士さんにお掃除をしてもらって、3ヶ月1回程度で虫歯予防のフッ素を塗ってもらったりします

診療の空き時間（時には診療後や休日など時間外にも…）には、

・検査の分析

・診断

治療方針を立てます。矯正は診断がとても重要です。悩みに悩むことも…

・インビザラインのクリンチェックの作成をしています。

ここもとてもとても重要です。歯の排列、仕上がりはもちろんですが、それを実現するためのステージングや移動量などなど、とても神経を使う工程です。

お休みの日には、勉強会やセミナー、学会に出席することもあります。

日々進んでいく診療技術をアップデートしています。

矯正専門の歯科医師は、患者さんを直接拝見している時間以外にも準備などなどの仕事がたくさんあります♪