痛み・違和感を抑えて結果を出す小児矯正=小児用インビザライン
投稿日:2025年6月16日
カテゴリ:矯正ブログ
こんにちは、巣鴨S歯科矯正歯科です。
当院だからできる、違和感の少ない小児矯正のお話です。
お子様の矯正治療では、痛み、違和感へのご心配も大きいと思います。
今回お話する矯正装置も全く違和感がないとは言えませんが、
従来の矯正装置に比べて、お痛み、お口の中での装置の厚さ=存在感、などはかなり抑えられ、歯ブラシのしづらさも改善され、
なにより、小児矯正において従来の矯正装置ではなかなか実現できなかった結果がみられているので、
是非ご紹介出来ればと思います。
ただ、はじめに申し上げておきたいのは、
矯正治療の治療方針、装置の決定は、矯正治療前の検査によって決定するものです。
ここで紹介する方法で治療が難しい場合ももちろんありますので、ご承知おきいただいた上でお読みいただけると幸いです。
今回ご紹介するのは、小児用インビザラインのインビザライン・ファーストです。
まずは結果をお見せすると、こちらの患者さんは10歳女児
インビザライン・ファーストを8か月の使用でここまできれいに並びました。
インビザライン・ファーストは上下にマウスピースを装着して、歯を並べていく装置です。
患者さんに喜ばれるポイントは
目立ちにくい
お口を広げて良く見えるようにしてこのくらいの見え方なので、
普段お友達と話している時などには、ほとんど目立たないと言っても良いほどです。
痛みが少ない
いわゆる矯正のお痛みはブラケット+ワイヤーの装置が付いた時に起こります。
歯の表側の一方向から力をかけるため、
初めて装置を付けた時には1週間程度、噛んだ時にお痛みが出る方が多いです。
マウスピース型矯正装置のインビザライン・ファーストの場合には、
歯の全体をマウスピースで覆い、
ガタガタが強いところは、表側と裏側で歯をつかみすぎないようにしたり、
アタッチメントでの面によって力がかかりすぎないようにわざとフィットしすぎない等の
歯に係る力が細かく計算されているため、必要以上のお痛みが出ることが少なくなっています
歯ブラシがしやすい
これは、歯科医師としてもうれしいポイントでもあります。
どうしても固定式の装置は、歯ブラシがしづらくなります。
当院では、歯ブラシセットをお渡しして歯ブラシ指導をしていますが、
それでも、虫歯の一歩手前の歯が濁ってしまう脱灰という状態になってしまう子が、ゼロではありません。
マウスピース型矯正装置=インビザラインであれば、マウスピースをすること以外には大きな変化はありませんので、
今まで通り歯ブラシ、虫歯予防が出来きます。
矯正専門の歯科医師の目線で画期的なポイントは
・混合歯列期に上下の歯列を整えることが出来る
・これから生えてくる歯のサイズを考えて生え変わりで歯並びが悪くなる(*)のを防ぐことが出来る(*八重歯など)
・歯を後ろに動かす治療が出来る
このポイントについては、お話したいことがたくさんあり過ぎて、
また改めてお話させていただきます。
お子さんの歯並び、噛み合わせは、治してあげたいけど、
痛みとか、気になるとか、虫歯とか、いろいろ大丈夫かしら?
とご心配も多いかと思います。
小児矯正は、成長がある今しかできない貴重な時期を大切にしたい一方で、
日常をお過ごしいただくことを考えると、痛みや違和感を抑えて
結果が今まで以上の結果が得られている、インビザライン・ファーストはとてもお勧めしたい装置です。
ただ、重ねて申し上げますが、
矯正治療の治療方針、装置の決定は、矯正治療前の検査によって決定するものです。
マウスピースでは治療が難しい場合ももちろんありますので、
是非一度、矯正専門の歯科医師に(**)ご相談いただくのがよろしかと思います。
(**インビザライン・ファーストは矯正専門の歯科医師しか治療を提供できない装置です)
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